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ALWAYS 三丁目の夕日 ★★★

クウネルタベルが見たがっていたので、二人で見ました。狭い劇場は満員。なかなか人気はあるようです。
昭和30年頃の東京を舞台にした、物はなくても心は豊かだったあの時代(時代と書いて”ころ”と読む)・・的な作品、とでもいいましょうか。自動車修理工場の一家(父:堤真一、母:薬師丸ひろ子、息子←話が進むにつれカワイく見えてくる、青森からやってきた住み込み従業員:堀北真希←カワイイ!)、駄菓子屋を営みながら少年向け小説を書く男(吉岡秀隆)、小料理屋を営む女(小雪)、母親に捨てられた少年など、登場人物はみなそれぞれの事情を抱えつつ、明るく生活しています。主軸になるのは「愛情」です。さまざまな愛情が飛び交います。
戦後の復興期で、世の中は活力に溢れ、みんな元気いっぱいですが、医者(三浦友和)のエピソードでは「戦争があったんだ」と認識させられます。その部分だけが、しんみりと悲しく、余計に際立ちます。三浦がいいです。個人的に好きな俳優さんです。
オープニングから、時間が経過するに従って東京タワーが出来上がってゆく様子が背景に映し出されます。その時代の象徴としての建築中の東京タワーなのでしょうが、あまり視界に入らない・・・いや勿論、視界には入っているのですが、意識に入らないというか。無くても一緒?確かにストーリーには関係ないので無くてもいいっちゃいいでしょうが、自己主張するでもなく「ボク、だんだん出来上がってるでしょ。」とささやいている感じ。それでいいのかもしれませんね。

実は私、この映画の予告編を見て泣いてしまってたりなんかして・・・。吉岡くんが預かっていた少年を、実の父親が迎えに来ます。そして少年の乗る車が去って行き、吉岡くんが少年の名を叫びながら追いかけるシーン。いやぁ感動的。帰宅して「予告編で泣いちゃった」とクウネルタベルにそのシーンを説明したら、「長渕のドラマ(親子ゲーム)と同じだね」だって。むぅ (-_-)
私は予告編では泣いたものの、本編ではうるっときた程度でした。でも、劇場内には嗚咽をもらして泣いている人がいました。おそらく私の斜め後方に座っていたおばさん。クウネルタベルの隣のおじさんも泣いていたそうな。50~60代の人たちには、ぐぐっとくるものがあるのかもしれませんね。

時に楽しく、時に切なく、心温まる作品です。「見たほうがいいよ!」というほどではないけれど、見ても「時間を返せ~」とは思わないでしょう。なんとなく、ほっこりした気分になれると思います。

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