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ブロークバック・マウンテン ★★★★

見ました!
いいです、ジェイク・ギレンホール。ムフ。意味ありげに憂いを秘めたまなざしが、情感を深めます。
主演の二人、ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが上手なのでしょう(アカデミーの主演&助演にノミネートされているのを見たときは、話題の映画だからかしら、と思っていたのですが、映画を見て納得)、全体に雰囲気が良いです。
いいんだけど、ストーリーも演技もいいんだけど、たぶん演出もいいんだけど。
主演の二人が20歳くらいから40歳くらいまで?の話なのですが、老けメイク的なヒゲやモミアゲが、本人のものなのかもしれないけれど、ツケヒゲ・ツケモミアゲのように見えて、すごく不自然。見ていて気になる。
ジェイクの奥さん役のアン・ハサウェイがなぜか途中から金髪になるのですが(彼女の内面の変化を現しているのか?)、それもヅラっぽくて、非常に違和感がある。彼女が画面に出るたびに「えぇー?」と思ってしまい、一瞬映画の世界から現実に引き戻されてしまった私でした。
ということで、星はその分1つ引いて、4つです。

映画を見て、よかったら原作を読むことが多い私ですが、今回も読んでみました。
図書館で借りたら、一冊の文庫本。表紙は映画の主演二人の写真。ちょっと借りるのが恥ずかしい・・・。
短編だということなので、借りた文庫本は短編集なのだろうと思いながらページをめくったら、字が大きい!「なんじゃ、こりゃ?」と思わず声に出してしまいました。確認してみると、その文庫には”ブロークバック・マウンテン”一作品しか収められていないではありませんか。エェー!「すごいな、これ。ありえないでしょ!」と1人で大笑い。映画化にあたって、大慌てで翻訳・出版したため、こんなことになったのか。コストを抑えて儲けてやろうということなのか。最近は、本の文字の大きさがどんどん大きくなっていてウンザリなのですが(活字離れの進む若者達が、満足感を得られるように、字を大きく、本の厚みを増やすようにしていると聞いたことがあります。読むにも、持ち歩くにも、収納するにも、本は薄くて軽いほうがいいと思うのは私だけでしょうか)、それにしても酷いと思いました。
内容は、シンプルです。主人公二人は見た目も映画のように小奇麗ではなくて、いかにも貧困層の人間という雰囲気。ハンサムで身なりもそこそこ綺麗な魅力あふれる二人が「金がない」と言っても、なんだか現実味に欠ける、そういう点ではミスキャストだったのかも。ストーリーに関しては、映画は小説に忠実に作られたんだなぁ、と思われました。原作を読んでみて「こういうことがあったのか」「あれはこういう意味だったのか」「こんなことを思っていたのか」など、初めて解ることがありますが、この作品に関してはそういうことは殆ど無かったです。ジェイク演ずるジャック割礼していること、幼い頃父親にせっかんされたことが映画では描かれていませんでしたが、なぜだろう。映画を見れば、基本的に『映画→小説』の順番で見たほうがいいと思う私ですが、この作品に関して言えば、『小説→映画』でも大丈夫でしょう。

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